勉強すればホームページは自分で作れる
会社やお店のホームページ制作を検討中だが、制作会社に依頼するお金をどうしても工面できない場合は、自分でサイトを作ることになるかと思います。
簡単な操作が売りのホームページ作成ツールもいくつか存在します。
しかし、そういったツールではテンプレートデザインを用いて作るため、
- オリジナリティを出せない
- 自由度がかなり低く、機能が限られる
といったデメリットを伴います。
最近ではホームページ制作に関する多くの書籍が販売され、ネットやアプリでも制作の勉強をすることは可能になりました。
オリジナル感を出したい方や、パソコンを使うのが嫌いでない方は、1から勉強して作ってみるのもよいかもしれません。
ホームページ制作に必要な知識
HTML
HTMLとは、ホームページを制作するときに使用される言語のことです。
インターネット上のすべてのサイトはHTMLでできているのです。
HTMLの使い方を覚えれば、サイト上に文字や写真を載せたり、ボタンを設置したりすることができます。
例えば、以下のように<h2>や<p>といった「タグ」で文を囲みます。
<h2>ホームページ制作の勉強法</h2>
<p>HTMLを勉強すればホームページを作ることができます。</p>
すると、サイト上では
ホームページ制作の勉強法
HTMLを勉強すればホームページを作ることができます。
と表示されます。
タグの使い方を勉強していくことがHTMLの勉強といってもよいでしょう。
CSS
HTMLと同時に学びたいのがCSSで、こちらも同じくホームページ制作時に使用される言語です。
CSSを使えば、HTMLで表示された文字や写真の色や大きさ、配置といったデザインの装飾をすることができます。
HTMLの項目で登場した文章を例に、CSSで装飾をしてみたいと思います。
h2 {
background-color: yellow; /*背景に色を付ける命令*/
text-align: center; /*文字の寄せ方を指定する命令*/
}
p {
font-size: 16px; /*文字の大きさを変える命令*/
color: black; /*文字の色を変える命令*/
}
CSSでこのような命令をすると、下記のように表示されます。
ホームページ制作の勉強法
HTMLを勉強すればホームページを作ることができます。
HTMLだけだと無味乾燥なサイトになってしまうので、ホームページ制作においてCSSの知識は必須となります。
JavaScript
JavaScriptはプログラミング言語の1つです。
ホームページ制作において必須の知識ではありませんが、知っているとサイトにアニメーションをつけたり、ユーザーの操作に合わせて新しく小さい画面を出したりできます。
ネットサーフィン中に遭遇するアニメーションのほとんどはJavaScriptで出来ているのです。
まとめ
今回ご紹介した知識は、1からサイトを制作する時以外にも活躍します。
例えば、WordPressというホームページ作成・運営ツールを使ってサイトを運営している場合です。
テンプレートを編集したい時、HTMLやCSSの知識を持ち合わせていると、自由に変更を加えることができるのです。
また、今回は「制作」に特化した知識のみまとめましたが、「公開・運用」に関してはサーバーやドメインなどの知識が必要となります。
こちらについてもぜひ調べてみるとよいでしょう。